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2013年の11月、初めてのお仕事は灯油の配達でした。

現在2021年の11月になりまして
早、丸8年の歳月が流れました。

あっという間だなー

というのが素直な今の気持ちです。

株式会社を作って
6月末に6期(6年)が終わりました。

本当にいろいろありました。
そのいろいろなことがすべて勉強でした。

。。。といって、この仕事をやめるわけではありません(笑)

それと、、、
本当に久しぶりの更新となります笑笑

2020年から2021年

昨年のコロナ騒動から
ようやく世間は、世界は落ち着き始めたかなーと思いますが
まさか、こんなに長くかかるとは思いませんでした。

私の会社も
影響は少なからずあり
仕事も打ち切り、売り上げも減少するなど
様々ありました

まだまだ本調子とまではいかずとも
少しずつ回復の兆しを見せ始めた昨今ではありますが
ここまで1年半耐え続けられた会社や、個人はこれから
様々な業種が上向きになり、景気の回復とともに
この波にきちんと乗れるかが
今後の生活の基盤を確保できるかにかかってくるのかな?
と思います。

仕事が打ち切られ
できる人はあらゆるところから声がかかり
引っ張りだこになりました。

逆に
仕事にあぶれた人は
なかなかその次の仕事が見つからない

軽運送のドライバーも
仕事を失い次が見つからず
募集もかけていないのに
昔取引をしていたドライバーや企業さんからも
問い合わせが来ました。

そんな時代だからこそ
今ある仕事が
安いとか割が悪いとか
言っていられないはずなのに。。
と思ってしまいます。

向こうはうちより500円1000円高いからと
簡単に映っていくドライバーをよく見かけます。

そういう方は
行った先でも隣の芝生がよく見えてしまい
ずっと同じことを繰り返します。

こういったことも
この8年で学んだことの一つです笑

人間、どうしてもお金につられてしまいがちですが
お金よりも信頼を選択できる人が
最終的には残っていくような気がします。

割が悪い仕事もあります。
逆に割がいい仕事もあります。

商売の基本は
相手が「ありがたい、助かった」と思ってもらうからこそ
金銭が発生するのであって
「この仕事を安くやってくれ」
と上から目線の人と、自分は仕事をしたくはないので
断ってしまいます。

あくまで人対人の中にこそ
信頼が生まれ、金銭も動いていく
そういう環境で仕事ができたら
私は満足かなーと思います。

ほかの軽運送のドライバーと
話をしていても
なかなか
理解されない考え方なのかな?
とも思いますが
共感できる人たちと今後も仕事をしていけたらなーと思っています。

社長業として

仕事がなくなっていく。
人も減っていく。

そんな中で私が感じたことは
先ほどのお話ともかぶりますが
自分の考えと共感できる方を残したいなー
ということでした。

面白いことに
考え方が違う方の仕事から
切られていくのです笑

結果的に
今後も仕事をしていきたい
と思っている人たちだけが残り
そうでない人たちがどんどん抜けていきました

面白いなーと思いますが
これにも
きちんとカラクリがあるのです。

うちの会社の方針、というか
私の考え方に共感できない人は
どうしても
不満がたまってしまいます。
その不満が日常の仕事にモロに影響します。

取引先も
当のドライバーを使い続けたいと思えなくなってきます。
コロナの影響を受け
売り上げ減少を、人件費削減で賄おうとする企業にとって
まずは軽運送のドライバーを使い続けるかどうかを
考えたときに
その担当さんが継続するか、切るかは
日常の取り組み方を判断材料にすると思います。

結果的に
日常の不満のたまっているドライバーは切られ
日々、不満なく取り組んでいたドライバーの仕事は
継続した
という形になったというワケです。

今回のコロナ騒動で
こういったことが
如実に現れました。

お金お金と言っていたドライバーは
影を潜め、コロナ禍でもお仕事を大事にしてきたドライバーは
今でも元気に走り回っています。

これから景気が上昇するにつれて
いろいろな仕事が入ってくるでしょうが
最終的にはどういったドライバーと付き合っていくのか?
今後もいろいろなドライバーと出会っていくでしょうが
一人一人と真摯に付き合い
自分の考えと共感してもらえる人と
仕事をしていきたいな、と思っています。

ドライバーとして

最近はほとんど現場に出ることもなくなってしまっています。

が、これからドライバーとして
取り組むべき基本は今も昔(私が始めたころ)も変わりありません。

軽運送はサービス業です。

配送だけなら
2トン4トンなど大型のトラックに勝てません。

軽運送が生き残っていくための
基本中の基本はやはり
出会うお客様にかわいがってもらい
自分を売り込んでいく気持ちだと思います。

行く先々で
自分という商品を気に入ってもらう
それがたまたま配送というお仕事であって
どんな商売をしていても
この基本は通用すると思っています。

逆を言えば
軽運送という商売で
成功できない人は
どんな商売も成功させることは
難しいのでは?
と思っています。

軽運送は商売です。

この基本をしっかりと守って取り組んでいた人は
コロナ禍でも仕事を失っていないのではないか?
とも思います。

これも
私個人の考え方でありますが
『お金は後からついてくる』と思います。

その逆は
『損して得取れ』です。

どんな商売でも
先行投資は必要かと思います。

軽運送は比較的
先行投資の金額は少ないかと思います。

そこが
この商売が成功しない部分でもあるのですが、、、

最初に取り組んだ仕事が
金額の安い、高いで選択する人は
ほとんどの人が
宅配から入ってしまいます。。

結果、仕事がきつくてすぐやめてしまう。。

軽運送の旗揚げの敷居が低い分
仕事の選択という部分に目がいかないのです。

最初は安くてもいいから
楽な仕事、誰でもできる仕事から取り組んだ方が
継続しやすいと思います。

そうなると生活の基盤を軽運送だけで支えるのは
難しいと思います。
なので、軽運送と被らない時間帯でアルバイトをして
自分の生活を見直しつつ、取り組む方法をおススメしています。

いきなり
軽運送だけで
生活を支えるだけの金額を望んでしまうと
結果的にキツイ仕事を選択せざるを得なくなり
廃業という形で終わる方が後を絶ちません。

宅配はいつでも人を募集しています。
常に人が入り、常に人が辞めていっています。

そういった世界に素人が新車を購入して挑んでも
すぐにやめてしまうのがわかるかと思います。

お金目当てで仕事を選んでしまうがゆえに
この軽運送という業界は
人が足りない状態が続いているのです。

もちろん
逆を言えば
宅配ができれば
軽運送で生き残っていくことはできると思います。
私自身は選択しませんでしたが。。

宅配で頑張っているドライバーも
知り合いに何人かいます。

そういった方を無下にするつもりもありません。
むしろ、私にはできない
本当のプロドライバーだなーと思います。

そういった方も
荷物の多い少ないで売り上げが左右されるということも
よく耳にします。

ドライバーとして生き残っていくために

仕事の取り組み方のお話をずっとしてきましたが

商売であるがゆえに

もう一つ。

税金との戦いが待っています。

1年に1度、確定申告です。
これをおろそかにするドライバーは
どんなに客受けが良くても
生き残ってはいけません。

確定申告をしないことで受けるデメリット
でもお話ししたように
最終的に
税務署からのおたずねが
取引先に行ってしまいます。

取引先から
確定申告していないことを理由に
仕事を切られる
ということが
数年先に行われることになるでしょう。
それが理由で
取引先が税務調査を受けることにも
つながっていきます。

行く先々で
そういったうわさが流れると
最終的には
軽運送業を廃業せざるを得ません。

また、確定申告をしなかった
数年分の税金が一生追いかけてきます。
時効はありません。

引っ越した先でも追いかけてきます。
夜逃げする人もいるでしょうが
家族のいる人にとっては
行政サービスを受けられない
健康保険も使えない
その他もろもろ支障が出てくることとなるでしょう。

住民票を移した時点で
居所がばれて税金滞納分が追ってきます。

仕事のできるドライバーは
荷主からみれば
税金も当然納めている
と判断するでしょう。

確定申告は
商売するものにとって
必須事項です。

肝に銘じてほしいと思います。

最後に

来月は12月です。
また、この時期が来たなーと思ってしまいます(笑)

2021年もあっという間でした。
年が明けると
半年があっという間に過ぎ
7期が終わってしまいます(笑)

毎年毎年
繰り返している決算。
そして
日々続く日常業務。

この繰り返しの中で
何を考え、どこに向かって
今を踏ん張るのか?

個人的には
ゴールは必要だと思います。

どこに向かって今頑張っているのか?
サラリーマンであれば
定年まで、と
一般的なゴールは見えています。

ただ、個人事業主として
また、自分の人生において
どこを目指しているのか?

これが定まっている人は
多少今がキツくても
頑張れるのかな?

と思います。

逆に
今ある程度ラクな仕事をやっている人は
今のうちに将来どうするのか?
それに向かって
いまするべきことは何なのか?

見つめなおしておいた方が良いと思います。

12月は
私にとっても
毎年バタバタになる時期です。

もう間もなく
その打ち合わせなどが始まってくるでしょう。

一人一人が安全運転で
事故なく、健康に2022年を迎えられるよう
日々精進していけたらと思います。
長々ありがとうございました笑