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このお仕事もいつもの営業さんからのお仕事で、
前回のお花のスポットで立ち会いにやってきたときに
お話を受けました。

「今日も暑いですね(お盆の前なので当然なんですが)」

この営業さん、非常に恰幅が良く体重も3ケタにのっているのかいないのか?
なので、暑さには弱いらしいです(汗)

「ついでに週1回だけになるんですが、熱々のパンを運びませんか?」

なにをどうしたらこの文脈が成立するのだろうか?



というか、いつも成立していないですね。
勝手に自己完結しながら話を進めていました。

週1回だけ軽バンにのるくらいのパンを西区で積み込んで、うきはの小学校に届けるお仕事のよう。

花のスポットから帰った私は”うきは”というところがどこかを調べました。
(うきはに住んでいる方すいません。。埼玉県出身だと聞きなれない場所は調べないと分かりません。。)

で、往復の走行距離だけ考えるとざっと130~200キロ前後かかる?
(ドライバーの住んでいる場所にもよるでしょうが。。)
かなりの距離だなぁと思いつつ、話を受けることにしました。

いつも医薬品を走っているドライバーさんが行けそうなので話を振ってみると
二つ返事で了解されました。。

で、まずは自分が走ってみることに。
その前に、箱崎埠頭にある親会社のところへ顔合わせに行ってきました。
どうやら、給食だけに月に一度、担当ドライバーの検便が必要とのこと。

このやり取りが結構面倒なことになるのですが、このときはさほど大変とは思いませんでした。

朝は5:30頃、福岡市西区の外れの方のパン工場にパンを積みに。
自宅からは、深夜?早朝?といっても一時間くらいかかるかも、といった場所で4:00過ぎには出発しました。5:00過ぎに工場の敷地内に入ると、先日顔合わせの時にいた担当の方がいたので、ある程度のレクチャーを受けました。
工場に入る前に、食品衛生工場らしく、使い捨ての帽子と手袋のある場所を教えてもらい、伝票の場所を確認し、伝票に記載のあるは個数を持ち出すために、いざ工場へ案内されました。
パン工場らしく、パンのにおい、熱気が立ち込めていました。
その中で、持っていく地域の札が大きく貼られている箱を探し出し、台車で外に持ち出し、積み込みを完了させました。
ちょっと大きめなプラスチックケースではありますが、全部で4箇所分、10~12ケースくらいでしょうか?
軽バンでももう少し入るかな?というくらいの量でした。
積み込みが終わり、担当の方と別れると、いざ出発。
そこから、うきはの1校目まで約1時間半前後の距離。。
時間は6:00に近く、7:00までに都市高速道路の下を走る幹線道路を抜けないと、ラッシュに巻き込まれる危険性がありました。
6:00前でもかなり車は多くなっていました。これから、時間の経過とともにどんどん量も増えていくと思い、早め早めの行動を心がけました。
最初の時も、7:00前には幹線道路を抜けはしましたが、しばらくはラッシュに巻き込まれる格好ですすみ、ある地点から、反対車線が混み始めました。
それもそのはずで、幹線道路を抜けたあとは、どんどん都会から離れる格好になるため、ある地点を越えると順調に走れるようになりました。
7:30過ぎには、1校目まで15分のところで休憩。
コンビニではありましたが、そこから出発すると、どんどん山の中に入っていきました。
山に入り始めてから10分くらいの中腹あたりでしょうか?
こんなところに小学校があるの?
というようなところに立てられていたその小学校は道から入るための道路も急な坂でした。
8:00くらいには到着したでしょうか?
いざ、箱を出してみるとパンの食数は15前後。。
先生の分もあるでしょうから、生徒の数は10名前後でしょう。
愛想のいい先生?給食のおばちゃん?が対応してくれました。
そこから2校目まで15分くらい。
山を一旦下りて、少し走ったら、別の山を登り始め、同じく中腹あたりの小学校。
3校目も同じような感じ。
この3校は連携が取れているみたいでした。

それぞれ、車で15分前後の距離にあり、8:00からスタートして、9:00過ぎには3校目が終わりました。
そこから、だいぶ離れた4校目。40分前後かかったでしょうか?
その学校は小学校と中学校が同じ建物にありました。
ここも、かなりの山奥の学校。。
ここではけっこうな量を下ろしました。
といっても、ここが最後なので、残った分全部でしたが。
6ケース前後、いつもありましたね。。

ここで納品が完了したのが10:00前後。
ケースを直接渡してしまう学校もあれば、中身のパンだけ渡すところもありました。
そのからケースは翌週、パン工場に納品ということで、帰った後、ほぼ倉庫代わりでずっと止まっていた冷蔵車の中に置いておきました。。

帰り途は自宅まで1時間半くらいかかりましたかね?
でも、仕事自体は本当に楽でした。
パンもそこまで重くないですし、それに、何と言っても、最後の学校用に予備のパンが1ケース分あったのです。つまり、毎週パンが1ケース分持って帰れるという特典付き(笑)
まぁ、たいてい帰りの道すがら1個食べながら帰るのですが、2個目はいいな、というあじけないものではありましたが(笑)
でも、持って帰ると妻は喜びました。。
ただ、3週目にはさすがに飽きてきて、1カ月もすると食べたそうな人に毎回配って回ってました(笑)

仕事自体はとても簡単でしたし、引き継ぐ相手もいたので長くはこの仕事をやることはありませんでしたが、最初の方にお伝えした、検便。
これが、毎回毎回手間でした。
郵送でドライバーに送ってもらったり、その検便を検査する会社に自分で持ってったり、パン工場の指定の場所に置いてきたりと、配送でない部分での手間がとても大変でした。ましてや、週に1回しかない仕事なのに。。
毎月この手間との戦いでした(汗)
まぁ、食品を扱うというのも、なかなか大変な部分がありますね。。

と、パンの配送でした。。

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