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このお仕事、8月で取引が終わった野菜の会社の社長から突然、電話が鳴ったことでお仕事につながりました。
最初は直接の取引でも始まるのかと思ったのですが(笑)

「じつは同級生で鉄工所をやっている人間が新しく軽運送の会社を立ち上げたんですが、もし興味があれば行ってみてください。」

とのことでしたので、興味本位で行ってみました。。

で、実際に行ってみると、、、
社長さんは女性の方でした。
隣には、ちょっとががたいのいい男性がいて、仕事の説明なんかはこの人が説明をするんです。。
軽運送の会社を立ち上げたのはその女性。
で、野菜の会社の社長さんの同級生というのはその男の人の方でした。

まぁ、その女性は見るからに運送経験者という感じはしませんでした。
いろいろなことを聞かれましたが、主にスポットが中心になるとのことで、個人的にはあまり受けたくないなという気がしたので、丁重にお断りをして帰ろうかと思っていました。
そこで、その男性から、空いている人間がもしいるのなら、うちの工場の配送をやってくれないか?というお話がありました。

その男性からも名刺をもらっていましたが、その方は鉄工所を経営している方でした。

ひとまず、探してみます
と答えてその場を離れましたが、帰り道、いろいろな想像が頭をめぐりました。。

その女性は細身のどちらかというと化粧の濃い目の髪の長い女性で、もう一人の男性は40歳前後の体格のいい方でした。
よくよく考えてみれば、その男性が女性のために会社を立ち上げて、それがたまたま軽運送だったのかな?と思いました。

まぁ、スポットよりかはレギュラーでその鉄工所に入り込む分にはアリかな?と思いちょっと思い当たる人がいました。
その人に連絡をしてみると二つ返事でやりたいとのことでしたので、翌日にはその男性の方に連絡をしてみました。
で、実際に鉄工所に行ってみると、家からやたら近い。。

この前の事務所は何だったのだろうと思いつつ、社長さんと具体的なお話を詰めていきました。
話がまとまるとすぐに入りたいドライバーを呼び出し、ざっくりとした仕事や、金額、時間、定休日などのお話しをして、すぐに稼働体制に入りました。

当日は朝一だけ立ち会いに行き、担当者の紹介等を済ませると、私自身は引き揚げました。

実際には鉄工所で切り出した金属やねじなどを、二次加工する工場に運ぶ仕事がメインだそうです。ただ、忙しい時はひっきりなしに配送業務を行うが、ひまなときは簡単な工場内の仕事を手伝ってほしいとのことでした。

1ヶ月後、そのドライバーが請求書を持ってやってきたときには一回りしまった体になっていました。。
なかなか大変ですよ、と言っていましたが、やはり後が無いということで、必死に仕事をしているようでした。この方、今でも同じ現場で頑張っていますが、いまでは現場の方たちと仲良くやっているみたいで、この年齢でここまで働ける現場はなかなか無いといまでも言ってくれています。

たまたまとは言いながらも、本人がそう言ってくれていることにとても安心しています。

昨年はこの工場に2人目を入れることになり、最初のドライバーがいかに実績を作ってくれたかがとてもよくわかりますし、感謝感謝です。

人と人との相性も当然あるでしょうが、やはり最後は本人のやる気の問題なのかな?ということがとてもよくわかる事例になりましたが、逆を言えば、ある程度の適材適所を考えながらも、自分がやるべき仕事はとても責任重大なんだなと思う今日この頃です。

そんなわけで、「鉄工所の配送」でした。

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