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正直、株式会社にするメリットというものを感じていませんでした。
私自身、株式会社にこだわった理由、それは。。

「社会保険を自分に掛ける」

ただ、これだけでした。

2015年の5月の段階では、レギュラーと呼べるドライバーが3人。
夜だけの人が1人。
週1回だけの人が1人。
普段はサラリーマンで、休みのときだけ走れる人間が1人。

この6人だけで、後はほとんど自分が走った分がメインでした。

6月もメンバーは変わらずでしたが、今考えると良くこの状態から株式会社設立を考えたものだと感心してしまいます(笑)

当時の粗利で40~50万円。
とてもとても株式会社、という発想にはなりませんね(汗)
経費で20万前後飛びます。

ただ、このときの自分は給料自体は手取りで20万円前後でもいいから、とにかく社会保険をかけるんだ!という強い思いからこうどうしたんだと思います。

もともとサラリーマンから、倒産して、軽運送を始めたわけですが、給料はそこまで多くを望んでいませんでした。ただ、やるからには自分に社会保険をかけよう、そう思っていました。

なので、手取り額についてもそこまで大きく考えてはいなかったんでしょう。。

で、最初に何をしたか?
もともと青色申告会というところでお世話になっていましたので、そこで、税理士さんを紹介してもらうことにしました。もともと青色申告会の顧問を担当されていた税理士さんということで、実際に青色申告会の方に来てもらって、そこで顔合わせを行いました。

特に自分的にこだわりがあったわけではないので、その方に決めて、後日、事務所の方に行きました。
とりあえず、現状の売り上げではまだまだ、顧問料といっても多くは支払えないということで、月1万円でということになりました。

この6月当時で売り上げとして、単月で100万円行くか行かないかでした。。
経費もろもろ差っぴくと自分の手残りは本当に30万円を切るくらいでした。
そこから、社会保険料を負担するとやはり、20万円前後のところに落ち着くのかな、と。

で、税理士さんを決めた後はこの方の紹介する司法書士さんにお願いをして、会社の登記をお願いすることに。事務所は2階ほど上の階でした(笑)

そこで、ある程度のことをお願いし、決算は6月末。
7月1日に立ち上げることになりました。
まぁ、これも税理士さんとお話をした上で、なかなか6月は競合が少ないということで、税理士さんの忙しくない時期を選んだ、というところもあります。
やはり、3月末12月末を選ぶ会社が多いそうです。。

で、登記を終え、7月の第1週目か2週目に司法書士さんから呼ばれ、会社の印鑑と、そのほかの資料をもらいました。その足で税理士さんのところに伺い、法人の青色申告等々の手続きをお願いしました。帳簿をつけるソフトは、簡易課税ならこのソフトを使って下さいと、弥生会計のソフトをいただきました。
やることは青色申告会でもらっていたソフトとそこまで遜色なく、だいたいの感覚で入力を開始しました。そこまで大きな変更はなく、感覚としてできているので問題はないですが、個人の時と違って、毎月税理士さんのところにデータを持って行く関係で、結構マメに入力をする羽目になったことが逆にいいと思っています。

で、司法書士さんにもらった資料を持って、税理士さんのところにいった後は、そのまま銀行に行き口座を開設しました。メインバンクは福岡銀行でしたので、そのまま福岡銀行に行き、口座開設。振り込みなどはインターネットを使っていたので、同じようにインターネットを使って振り込みができるよう手続きをしました。
法人口座を維持するのに、毎月1400円くらいかかることを始めて知りました。。

で、あとはそれまで使っていた名刺に「株式会社」を入れて終わり。。

株式会社になったからといって特に何かが変わるわけもなく、、、、
ただ、モチベーションが変わるくらい(笑)

まぁ、取引先には会社なんだぞ!って言えるのかもしれませんが、
実態が全く伴っていませんでしたからね。。

ともかく、株式会社になって変わったのは、名刺と会計ソフト、月に一回の税理士さん訪問、このくらいですかね?

もちろん、このあと、登記簿を出してくれとか、社判が無いととか、良かったこともありましたが、この設立当初の段階では、特段変わったことはありませんでしたね(笑)

そして、肝心の社会保険料ですが、やく10万円の負担。。
実際には会社と折半なので5万円なのですが、自分で経営する会社になるので、結局のところ全額を手出ししているようなもの。。

まぁ大きいですよね?
売り上げ100万円に対して、10万円が社会保険料になると1割持って行かれる格好になりますからね。。
でも、この社会保険を自分に掛ける、ということが一つの目的でしたから、特にこのときは全然負担には思いませんでしたね。
どっちにしたって、国民健康保険と国民年金を払っていたわけですし、、。

ひとまず、こうして無事に私の事業は株式会社になりました。。