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今回の仕事もなかなか骨の折れるお仕事でした。。

そんな思いが含まれた第一声。。

「1日に2人動かないといけないんですよ!?」

相も変わらず、わけのわからない第一声で始まりました。

「遠いところは仕方がないから料金高めに設定しますから」

支離滅裂な会話は大分慣れたつもりではいましたが、いよいよわけがわからず
こちらから質問する形で話を展開しました。

どうやら、有名なファーストフード店が全国的にレジの交換作業を行うらしく
そのレジ交換作業をするための作業員が大手電気メーカーから全国に散らばって
派遣されることになったらしいです。

で、その作業員さんは各店舗を予定に従って回っていくらしいのですが、新しいレジの機械は
各店舗に先に到着しているので、作業員の方はお店が閉まる夜中からレジ交換の作業に入り、
明け方5:00までに作業完了する予定になっているのだそうです。
で、その5:00のタイミングで配送業者が古い機械一式をダンボールに詰めて持ち帰り
大元のメーカーに出荷するというのが今回のミッションだったわけです。

この、回収した古いレジの機械はダンボールに詰めて一旦いつもの営業さんの会社に持ってくる
そして、その後の発送業務は親会社がやってくれる段取りでいく、ということでした。

全国的に回収する業者が親会社の本社が取り付けたらしく、私たちがやらなければ
いつもの営業さん自体が走って回収するハメになるということで
今回の営業さんの支離滅裂さは下手すると自分にツケが回ってくるというところに
あったのでしょう。。

そんなわけでこの話、作業員さんのスケジュールに合わせて展開されるので
そのリストをもらってみると、福岡だけでも同じ日に2か所発生したりしているので
2人派遣されてくるようでした。
その2人が福岡から熊本・佐賀・長崎・宮崎・鹿児島と二手に分かれて回るようで
全体的には3カ月くらいかかる大掛かりなもののようでした。

ひとまず、段ボールやガムテープはすでに親会社の支店に届いているらしく、回収した私は
野菜の配送をリタイヤしたドライバーに半分渡し、私の取り分は倉庫代わりに止まりっぱなしだった
冷蔵車の荷台に放り込んでおきました。

そして、初日。
リストの店舗に行ってみると、早朝にもかかわらず疲れ切った作業員の方が必死に交換作業をしていました。
初日ということで段取りがうまくいっていないのでしょう、1時間以上待たされてようやく作業が
終了したようで、古い機械をダンボールに詰めていきました。

その店舗は階段で2階に店舗があり1階は駐車場になっていました。
ダンボールに詰めた機械たちは意外と重く、5箱を汗だくになりながら車に積んだ記憶があります。
ただ、作業的にはこれでおしまいで、あとは支店に向けて出発。
到着前にいつもの営業さんに連絡して会社の前で渡して終わり。
仕事的には非常に楽な仕事でした。
単価もそこまで大きくはありませんでしたが、しばらくはこのスポット作業が続くと思えば
意外と美味しかったのかもしれません。
ましてや、ただの配送ではなく、ダンボールに詰めこむ作業も入っていたので
この仕事も普通の配送やさんには敬遠される仕事になるだろうな
とも思いましたので、これはこれでアリだなぁと思いましたね。

このあと、もう何年も経ちますが、こんな仕事はいまだにないですね(笑)

ともあれ、こんな感じのお仕事。
この仕事は野菜の配送をリタイヤしたドライバー、元唐揚げやさんの店長、3本立てのドライバーと
みんなで体が空いている時間を見つけながら上手に割り振りして回していき、
無事にノルマを達成することとなるのです。

以上、レジ回収の配送のお仕事でした。。

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