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今日の新聞に「ゆうパックの値上げ」についての記事が書かれていました。

インターネット通販の拡大に伴う荷物の増加は今後も続いていくでしょうね。
大手のヤマト、佐川に続き、この流れは止められないでしょう。

これまで物流に対するコストを大手企業を中心に下げられるだけ下げてきたツケがようやくといった感じで、「認知」されるようになってきました。

やってもやっても仕事は終わらない、報酬も上がらない。「宅配」と聞くだけで勝手にそんなイメージを持ってきましたが、私のイメージと現実はさほど変わらなかったようで、宅配経験者の方から聞くお話から推測するイメージは、全国的なものだったようです。

ここにきての人員不足、荷物量増加という状態がメディアを通して大々的にピックアップされてきておりますが、それでもまだまだ「軽運送」という部分までは、認知が進んでおりません。ドライバーがひどい扱いをされてきていた、また現在進行形でことは継続されているかもしれないという実態まではなかなか認知されないのかなと思っております。

もちろん、できる人は配達できるでしょうし、その分の見返り、恩恵も受けていることと思います。できないようなエリアだったり、対応、状況だったりすることは多々あることで、人がいつかないようなエリアはどんな人が請け負っても数が上がらないようなエリアだったり、さばけないエリアだったりします。逆にさばけるエリアはドライバー自体がなかなか手放さなかったりで、新規のドライバーに回ってくることはありません。

ただ、今回の大手3社がこのような対応をしてくれているおかげで、物流業界そのものについても大きく見直されるチャンスをもらっていると思います。ここで便乗するつもりはありませんが、この機に「軽運送」という業界もアピールすることができたら良いのにな、と思っております。

未だに、軽運送は会社を退職された方の第2のチャレンジ業界的な考え方が強いようで、なかなか若い人間が育っていかない環境下にあるような気がしています。
昨今のサラリーマンからの独立!的なブームによって多少の若い人間の姿もちらほら見かけるようにはなりましたが、もっともっと働きやすい環境と、分かりやすい単価の相場などが認知されて来れば、もっともっと軽運送にチャレンジする人が増えてくるような気がしてなりません。

今後もしばらくは、値上げ、ドライバー不足、という問題がピックアップされるとは思いますが、そのたびに「どうしたら軽運送をアピールしていけるか?」を真剣に考え、実際の行動に移していけるかに取り組んでいきたいなと思いました。